国内研修（広島・長崎）に行ってきました。
期間：2014.11.21-24
今回の国内研修は、広島、長崎を訪れました。
世界でも唯一の被爆国である日本に住み原子力を学びながらも、あまり正面から向き合うことはなかった核兵器について改めて見つめ、避けることは出来ない負の部分について考え学びました。
長崎では、天気にも恵まれた中、原爆資料館、原爆落下中心地碑、旧松山防空壕跡地、長崎、浦上刑務所遺壁、永井隆記念館、如己堂、浦上天主堂、立山防空壕等訪れました。
原子力を勉強している現在は、かつて高校の修学旅行で訪れた時とは、まったく違います！との感想も。事前学習や道場での議論も経て、知れば知るほど疑問も湧き深く考え学んでいきました。
※ 資料館、原爆中心地、旧松山防空壕跡地 見学の様子（長崎）
広島では、平和祈念展示資料館見学後に被爆体験講話でお話を伺いました。
当時の悲惨な体験の話は、昔のことではなく現在も苦しんでいる人が多くいる現実や二度とこのような事が起きてはいけないという思いを胸に刻みました。
※ 広島被爆者体験講話の様子
今回は事前学習も含め、原子力の平和利用と負の部分について改めて学び、3S(Safety ,Security, Safeguards)の重要性、世界的な核の取り扱いについてのルールの取り決め、世界情勢までも含め様々な視点から考える機会となりました。研修後の学生達の一致した意見は、原子力を学ぶものとして、原子力利用に関し一層真摯に学んでいかなければならない思いを深めたという事でした。
原爆、福島第一発電所の事故などの経験を持つ私達。そのような経験からも多くを学び、世界に向かっていかなければならないという思いを一層深めた国内研修となりました。
※ 常に先を見据え、広い世界を見ていた坂本竜馬（像）の前で。
めざせ! Global Leader!! の決意も新たに