米国研修に行きました
場所:米国(カリフォルニア州、ワシントンDC、テキサス州)
期間:2015年9月13日~25日
米国研修には国際力や原子力の専門性を高める目的があります。今年は3期生が米国研修に参加し、訪問地のUniversity of California, Berkeley校とTexas A&M Universityでは、今年2月に行われた国際セミナーに参加していた学生と嬉しい再会を果たしました。事前に現地学生たちと連絡を取り合い、ポスター発表やグループディスカッション、グループ発表などのプランニングを重ねてきた道場学生たち。和気あいあいとした雰囲気ながらも原子力を学ぶ学生同士、活発な論議を通し、友情を深める機会となりました。
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University of California, Berkeley | Texas A&M University |
政治の中心地であるワシントンDCでは世界銀行を訪問し、基本的な仕組みやエネルギーに関して経済的支援の活動内容を伺いました。また、在アメリカ合衆国日本国大使館では、新井参事官と豊田一等書記官からは大使館の役割や原子力を含むエネルギーについて米国と日本の関わりなどを、そして泉特命全権公使には自身の貴重な経験談をお話ししていただきました。また、在米のエネルギー産業界の方々には道場学生のためにご参集いただき、多くの励ましやアドバイスを頂戴しました。米国の第一線で活躍する人々の姿は、自分自身の将来を具体的に描く大きなステップとなりました。
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アメリカ合衆国日本国大使館 | ワシントンDC |
Texas A&M Universityに隣接するDisaster Cityとは、広大な敷地に災害現場を模して造られた大規模な災害訓練施設です。ここで道場学生は、現実さながらの災害訓練を体験しました。まず、GPSと連動した車載型放射性物質探知システム(NaI検出器)で区域を特定し、探知区域の放射線量をマッピング、最終的に瓦礫から放射性物質を回収するという実習です。机上の学習では決して得られない実習であり、粘り強く取り組む学生の姿からは真剣さが伺えました。
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Disaster Cityで災害対応訓練 | 瓦礫から放射性物質を回収 |