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韓国研修に行きました。
2014.6.10
平成26年 4月27日~ 5月5日、韓国研修に行きました。訪問先は、Hanyang大学、KAERI(韓国原子力研究院)、KAIST(韓国科学技術院)、放射性廃棄物処分施設、Wolsong原子力発電所、DMZ(非武装地帯)。
Hanyang大学訪問前に、学生同士で頻繁にメールのやり取りをして今回の研修に望みました。
当日のプレゼンテーションでは、グループごとに工夫を凝らした発表が行なわれ、その後、自由な雰囲気の中で活発なディスカッションが繰り広げられました。また、原子炉研の研究室ツアーでは丁寧な説明があり、有意義な時間を過ごすことができました。Hanyang大学のみなさん、감사합니다(ありがとうございました)
KAERI (韓国原子力研究院)では、韓国の最先端の原子力技術開発や様々な施設を見学して知見を広めました。
KAIST(韓国原子力研究院)におけるグループディスカッションは、リラックスした雰囲気で始まり“Ideal Future Nuclear Prospects”というテーマで、各グループの発表が行われました。また、施設見学では研究や機材について詳しい説明がありました。ランチの時間には探索を楽しみ、学内にいるアヒルが大学のシンボルだと教えていただきました。そのアヒルをいじめたら退学になるというお話しを聞かされ、一同びっくり!
KAISTのみなさん 또 만납시다(また会いましょう)
慶州にある放射性廃棄物処分施設では、放射性廃棄物が入ったドラム缶がベルトコンベアに運ばれて検査される様子を見学しました。また、実際にバスでトンネル内部にまで入るという、滅多にできない体験もさせていただきました。 | |
Wolsong原子力発電所は、CANDU炉とPWRを持ち合わせています。偶然にも原子力施設内部で、有事(テロや不審者の侵入等)に備えて演習している軍に遭遇。日本とは異なる警備体制に緊張感を味わいました。 | |
DMZ (非武装地帯)では、同じ年頃の兵隊と共に軍事境界線を歩き、目の前の北朝鮮の軍事施設エリアや、韓国に侵入しようとした際に掘られたトンネルを見学しました。隣国の厳しい現実を目の当たりにし、核不拡散という深刻な問題や平和の大切さについて真摯に考える機会となりました。 |
研修に参加した学生の声
- 学生同士の議論は、世界を目指して勉学に励むための良い刺激となった。
- 研究活動や私たちへの対応の端々から韓国の学生の優秀さを知るとともに己の未熟さを痛感した。
- 同じ土俵に立つために、英語力獲得に努力することや学生交流の方法をより充実させることなど、この研修の反省点として次に生かしたい
- 研究活動に対する高いモチベーションを実感し、刺激となった。
- 良きライバルとして互いに高め合う関係でありたいと思った。
- 学生交流や施設見学の際に、皆さん非常に友好的に接してくれた。
- 短期間の研修だったが、学んだことは多く非常に充実した研修だった。