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博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2016に参加しました
場所:ヒルトン東京お台場
期間:2016年11月11日(金)~12日(土)
グローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント教育院は、グローバルな原子力危機分野において国際的リーダーとして活躍する人材を育成することを目的とした修士・博士一貫学位プログラムです。文部科学省の支援により平成23年度から開始した本プログラムは、「博士課程教育リーディングプログラム」と呼ばれ、文理両分野にまたがり全国33大学で62プログラムが進行中です。東工大だけで当教育院を含む4プログラムを実施中です。全プログラムのなかで、原子力関係のプログラムは、当教育院と放射線に関する広島大学の2件だけです。11月11日~12日にかけて、全62プログラムの関係者と学生、産業界、研究機関、国際機関、国・地方行政機関など計約900名を一堂に集めたリーディングフォーラム2016がヒルトン東京お台場で開催されました。当教育院からは、院長を始め筆者を含む教職員4名と博士課程学生3名の計7名が参加しました。
本プログラムでは来春に第1期生の博士が社会に飛び立つことから、会合では修了生の出口(就職)に焦点を当て、そのため、主催は幹事校である慶応大学ですが、日本経済団体連合会(経団連)が共催となり、産業界からの招待講演、産学ラウンドテーブル、学生ラウンドテーブル、意見交換会、文部科学省説明会、学生討論会、出口討論分科会などが開催されました。意見交換会では、就職を希望する博士学生たちが、プログラム毎に制作したポスターに基づき、企業等の経営層・人事担当者に対して、各大学のプログラムの特徴や自分が行っている研究や活動を説明し、意見交換を通じて各学生が企業等にアピールする場が設けられました。当教育院のポスターにも産業界、国行政機関などから多数訪問があり、博士学生たちは堂々と説明して訪問者からの質問に的確に答えていました。フォーラム全体を通じて、企業等からの博士学生へのニーズが確実に拡大しており、企業等に就職した博士学生が着実に成長していることを実感しました。
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パネル討論の様子 | 意見交換会(1) |
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意見交換会(2) | 意見交換会(3) |